Bremboクラッチマスターへ交換 XT1200Z スーパーテネレ
XT1200Z スーパーテネレのクラッチマスターシリンダー交換備忘録
わたくし、頚椎ヘルニアなるものを患っておりまして、とにかく首&肩が常に激コリなのです。
当然、腕にも影響があり腕力の持久力が極端に悪い。
なので、油圧クラッチのバイクで渋滞なんぞにはまったら、かなりシンドイ。
それに加え、相棒のスッテネのクラッチは他と比べても硬め。
渋滞にはまった時は、10分おきくらいに側道やらコンビニやらに避難しないと、本当にクラッチが握れなくなってしまうほど・・・。
そこでスッテネ購入後、真っ先にクラッチを軽くする方法を検索。
ネット徘徊した結果、好評だったBremboクラッチマスターをポチッと。
快適なツーリングを楽しみたいので、嫁に怒られるの覚悟で他、必要な部品も一気に購入。
brembo(ブレンボ) クラッチマスターシリンダー RCS16
ブライトロジック(Bright Logic) 16/19 RCS用機械式クラッチスイッチ 16/19RCSマスター用 B3014
デイトナ:ラジアルクラッチマスターシリンダー用クラッチスイッチコネクター
Brembo 16RCS クラッチマスター用 ブレンボ純正リザーバータンク
SWAGE-LINEスウェッジライン: STKB-1010M-1100スウェッジライン イージーオーダー ブレーキホースキット
PLOTプロト: BA611 バンジョーアダプター
PLOTプロト: BA612 バンジョーアダプター
5RU-25867-10 ヤマハ純正 ブラケット マスターシリンダー
ざっとこんな感じ。
5万強。内3万はクラッチマスター本体。
で、早速マスターシリンダーとクラッチスイッチの組み立て。
この時点で、かなりテンション上がってますw
後でも説明しますが、コネクター3本のうち真ん中の1本は使用しません。
クラッチマスター・ホースの取り外しのため、スクリーンとハンドルガードと左カウルを外します。
その後、ラジエータがとりつけてあるベース部のネジもゆるめ、作業できる最小範囲のスペース分だけズラします。←説明難しいw
リザーバータンクから、フルードを抜きます。
100均で買った、園芸用水挿しはものすごく重宝しまっせ。
エンジン側のフルードも吸い取れるだけ吸い取ります。
次にクラッチホースを取り外しにかかります。
クラッチホースはクラッチ側・エンジン側のバンジョーを外すだけですが、ホースが固定されているフックのボルトを外すために、ソケットを装着したT字ハンドルをラジエーターの隙間から差し込んでクルクルしなければなりません。
トルクレンチやラチェットじゃ無理ぽ。
多分、ガソリンタンク外したほうがやり易いと思う。
⬆︎前オーナーさんは純正からNISSINのクラッチマスターに変更してたみたい。やっぱり苦労してたのねw
⬇︎とりはずした、純正のクラッチホース。
中間の細い部分は、パイプになってます。
ついでに、クラッチレリーズのお掃除もやっておきます。
新しいホースを取り付けます。
ホースをつないだら、クラッチ本体をハンドルに取り付けてフルードを流し込み、ひたすらエア抜きをします。
レバーポジションは、実際エンジンをかけてクラッチが効くか試しながら調整したほうが良いです。
センスタ外して、足踏ん張ってビクビクしながらローに入れるといった調整になります。
ローに入れてエンストするようなら、レシオを何段か時計周りに回すか、レバーの可倒で調整します。
あと、このBremboのクラッチはシリンダーの胴体が前に突き出ているので、レバーの部分が、ハンドルガードと干渉します。
うま~くやれば当たらないかもしれませんが、フルードタンクの向きがおかしくなったり、周辺の部品がおかしい角度になったりする可能性があります。
私の場合は、全力で頑張っても手持ちの部品では、ガードへの干渉とフルードタンクの斜傾がさけられませんでした。
なのでホームセンターで適当な金具を購入しプロテクターの位置調整&フルードに付属していたアーム?の加工を行いました。
最後にクラッチスイッチの配線。
クラッチスイッチの配線はスイッチ側3本、バイク側2本。
スイッチ側の配線のうち真ん中のラインは使用しません。
これで、取り付けは完了。
結果は、大分マシになりました。半分まではいきませんが、3~4割は軽くなった感じです。
超低速渋滞の時は、さすがに辛かったですが、ほどほどの低速渋滞であれば無問題。
対費用効果は上々ってとこかと思います。