2016/10/15 志賀高原~美ヶ原撮影ツーリング
今回の目的は渋峠の朝日から志賀高原の紅葉偵察からの美ヶ原見学。
10月14日(金)22時くらいに出発。
暗~い下道をスイス~イと進みます。
8月に富山に行った時もだけど、埼玉は春日部を過ぎたら自分がどこを走っているのか、まったくもって分からなくなります。
埼玉なのか?群馬なのか?もうGoogle先生の指示通りに進むだけ。
しかも夜だから、景色もわかりませんw
そんな感じで草津手前まできましたよ。
なんか立ち入り禁止の看板あります・・・・。
なんと草津経由~渋峠は時間規制で朝8時まで通行止め。今、午前1時・・・
ピ~~~~~~ンチ!!すぐに先生と相談し、別ルートを検索。ありました!万座ハイウェイ!有料道路・・・。しかし背に腹は変えられません。
渋峠の朝日を狙うには躊躇してる暇はありません。
ルート変更からまもなく目的地へ到着。
午前2時過ぎですが、何台か車が駐車してます。目を慣らすため近辺をウロウロしてる間にも車が数台通りかかります。
ここは頂上じゃないけど、方角的に目の前の丘に朝日が当たっていい感じになりそう。
さすがにまだ三脚を構えてる方もいなかったので、丘の突端のベストポジションを確保。椅子を組み立て、コーヒータイム。空を見上げれば満天の星空。
夜の長野は初めて来たけど、スゲーなぁー、長野ってスゲーなぁー。群馬だけどw
6時くらいから徐々に山の傾斜が朝日に照らされて明るくなってきました。
美しい光景です。
直に見る日の出も美しいですが、生まれたての朝日に照らされる風景も格別。
例え写真を撮らなくても感慨深い数分間です。
写真を撮り終え、バイクに荷物を積み志賀高原へ向けてバイクを走らせようとセルを回します。
キュルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・
キュルルゥゥゥゥゥゥ
キュルゥゥゥ
キュッ
え~~~~~~~~~~~~~~っ!
初スッテネエンジンかかからない病!!!!
とうとう相棒も発症してしまった・・・・。
途方にくれること5分ほど。再度セルを回してみる。キュルルッ・・・んあ?ちょっと復活してね?さらに待つこと5分。これでダメならJAF!祈りながらセルを回す。
キュルルッボーーーーン!かかったーーっ!
一吹かししたらトルクも下がる様子なし。なんなんだ?帰ったら一応バッテリーチェックしてみよう。
思わぬ時間ロスをしてしまいましたが、志賀高原へ向けて走り出します。
途中で渋峠らしい風景に立ち止まります(エンジンは切らずにw)。
ポンポンポンと置かれたような紅葉がなんとも愛らしい風景です。
日本国道最高地点 2,172m ゲット!
良い景色です。
ライダーなら1度は訪れて欲しい場所です。
志賀高原が紅葉してればいいなぁと思っていましたが、少々早かったようです。
高度が少し下がった、いくつかの沼ポイントは色着き始めの始めって感じでした。残念。
気を取り直して、魚止めの滝へ向かいます。
高さはないですが、水量の多いワイドな滝。
三脚が持っていかれるくらい勢い良かったですw
駐車場に戻って、そうだ!美ヶ原へ行こう!と。
隣に止めた車のご夫婦の奥様が木の上を見て、悲鳴に似た大声を出しましたw
何事?と思い木の方向を見ると、デカイ蜂の巣。
立派過ぎて思わずホーッと唸ってしまいました。
蜂に襲撃されても困るので、さっさと退散しましょ。
キュルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・
キュルルゥゥゥゥゥゥ
キュルゥゥゥ
キュッ
え~~~~~~~~~~~~~~っ!
第2回スッテネエンジンかかからない病!!!!
ご夫婦の旦那様が心配してくれて、押しがけしようか?と提案してくれましたが、FIなので、無理。
バッテリーケーブルが積んでないか車の中を確認していただいたり、大変ご心配をおかけしてしまいました。
多分、時間をおいて何度かセル回してたら、かかると思いますってこととダメならJAF呼ぶので、大丈夫ですとお伝えして見送りました。
トラブルの時にヒシヒシと思う、人情。
自分も道中、困った方がいたら車・バイクに関わらず最低一声かけよう。
持ちつ持たれつ、持たしてばかりでは面目ない。
やはり、10分ほど待ちセルを回したら何事もなくかかってくれました。
恐るべしエンジンかからない病気。
またしても時間ロスを食らいましたが、美ヶ原へ無事到着。
先に美術館の方へ到着しましたが、人口密集度が・・・。来る途中で見えた電波塔が気になりそちらの方向へ移動します。
おーここが美ヶ原高原か!ラッキー!ちゃんと下調べしとけよ!と感じつつ。夕陽撮影のため電波塔の方向へトコトコ歩きます。
20分ほどのハイクですが、ほぼ平坦で固く踏まれた道なので散歩感覚で歩けます。
でも砂利道なので、ちゃんと歩けるシューズじゃないとNG。
放牧された牛などを眺めながら、草原を突っ切り展望所へ。
少々中途半端な場所だったので50mくらい先の夕陽が大地を照らしてくれる角度の場所でセッティング。
ちなみに電波塔はホテルになってるらしい。
そういえば、暗くなってもバスが行き来してた。
良い感じに夕陽も撮れたので着た道を引き返します。
真正面に現れた月明かりに照らされながら、気持ちの良い時間を満喫。
大分、気温も下がったのでエンジンかからないだろなぁ~と思ってましたが、一発始動。ホッと一息。
下道8時間かけて16日AM3時帰宅。
0泊3日、相棒に驚かされ、人の温かさに触れ、ダイナミックな風景を満喫できた旅でした。